初期に出会った女性に「かえで」というひとがいた。
1歳年上。1ヶ月に一度のペースで会っていた。
彼女は浅め、ゆるめの体質で、単調なセックスになりがちだった。
時期に彼女のカラダに飽きてしまい機を見てお別れをした。
別れてからも年に一度ほどのペースでLINEのやり取りだけは続いていた。
彼女の仕事の悩み、毎年変わる新しい彼氏の話などを聞いていた。
そのうちまた一緒にサイクリングしようね、がLINEを終えるときの社交辞令だった。
昨年、その社交辞令が現実になった。
自然公園の駐車場で待ち合わせをし、おのおのが車に積んできたロードバイクで公園のサイクリングコースを走った。
彼女はこの日の夜、彼氏とデートの約束があると言っていた。
公園を何周か回り、走り終わって休憩しているときに誘ってみた。
「このあと二人きりでお風呂に入って汗を流そう?」
別に断られてもどうということはない。ああ、そうだよね~で済む間柄だ。
でも、当日デートがあってもこのひとなら誘いに乗ってくるんだろうな、と思っていた。
そのとおりだった。あっさりと乗ってきた。
向こうは僕がまだ未練があると思ったらしく。別れなきゃよかったのに~。もう遅いけどね。などと嬉しそうだった。
彼女のクルマに同乗し、コンビニに寄って食料を買い込んでからホテルに入った。
一緒にお風呂に入る。
彼女は今夜のためにコンビニで購入したカミソリでワキと陰部のムダ毛処理をはじめる。
ぼくはその様子を湯船から眺める。
風呂を出て、久しぶりの結合。
以前と変わりなく、ゆるめ、浅めの感触。刺激の少なさに、最近衰え気味の僕の下半身君は膨張を維持し続けられそうにない。
中に出すのだけはダメだからね! ときつく言われる。今夜彼に合うのだからと。
ひとりの女性を介して、ぼくの射出物を彼氏さんがすすっている構図もなかなかにシュールで面白いと思うのだが、本気で殴られそうなので中で出すのは止めることにした。
中出しはダメだが、するのはダメじゃないらしい。
予想していた通りの刺激の少なさを確認できたあとは早く終わらせてしまいたくなる。
腰を強めに動かしてさっさとイった。
まだイケてない彼女は、自慰を始めた。ぼくはそのお手伝いをする。彼女の指の間から、クンニをし続けてあげる。
彼女の自慰はクリを弄りまわす。痛くないのかなと思うのだが、それで気持ちいいらしい。鉄の下半身だ。
ぼくのほうは、出しはしたものの物足りなかったので、スマホでネットのエロ動画を観ながら彼女の眼の前で自慰を披露した。
見られながらの射精の瞬間は、先ほどのセックスよりも興奮した。
デート直前の女性と関係をもつ。ぼくの征服欲は十分に満たされたのだった。
公園まで送ってもらい互いに別れた。
女性は一日で二人の男と関係できるんだなというお話でした。
おわり


