素敵なマダムと…。

サイトで年上のご婦人と知り合った。
隣県で専業主婦をしている人で、20代の娘さんが2人いるそうだ。
ぼくと住まいは離れているのだけれど、月に一度通院のためにぼくの街の近くに来ているそうだ。
そのタイミングで会うことになった。

彼女の病院近くのドトールで待ち合わせをした。
来たのは妙齢のマダムといった感じの人だった。
白いブラウスに茶系のミディースカート。
こういう容姿のひとが最もエッチなのだ。
ぼくは心のなかで「当たりだ!」とガッツポーズした。

ランチの間も話ははずんだ。
初対面の印象、サイトをしていた理由、家族のこと、などをお互い伝えあう。
このひととエッチしてみたい。今日してしまいたい。
ぼくの気持は膨らむ一方だ。
ホテルへ誘いたかったけど、残念なことに色気のある方向に話を持っていけなかった。
こうなったらタイミングを見計らって、ホテルに連れ込んでしまうのもよいかなと思いだす。
お店を出てからわざと遠回りして駅に向かう。

手をつなぎたいとお願いすると快諾してくれた。
ホテルの前を通りかかるタイミングで手を引いて中に入った。
過去にも使った手だ。今のところ最高率は100%。
2度目がなくてもいいと思った場合に使う手だ。

突然のことに彼女も驚いた様子ながら、
「もう、しょうがないわねえ。どんたくん、女性の意思を確認する前にこういうことしちゃダメよ。」
優しく諌(いさ)められた。

部屋に入るなり彼女を抱きしめる。
ブラウス下には矯正下着の感触。
そして矯正下着越しにムチムチのカラダが詰まっているのがわかる。
ぼくの興奮度はマックスだ。

別々にシャワーを浴び、ベッドへ。
キスをすると相手から舌をからめてくる。
指先に神経を集中して優しく撫でながら彼女の反応をみる。
徐々に愛撫を胸から下腹部へと移動する。

いよいよクンニへ。
彼女の股に顔を埋め、優しくキスする。
クリはぼくが知る限り最も大きかった。小指の先程もある。
それを彼女に告げると、よく言われているとのこと。男性遍歴がそこそこ多いようで安心してセックスに挑める。
アソコに中指とくすり指を入れてみる。
クリからGスポットまで大きいまま続いている。そしてそのまま蜜壺の奥まで続いている。
アソコの中は狭い。
すごく締まりがよさそう。
こういう名器もあるのかと感動する。
サイトをやってよかったと思える至福の瞬間だ。

ところがこのタイミングで、勃たない。
さっきまで元気だった息子が戦闘体制になってくれない。
あせればあせるほど状況は改善しない。聞いたことはあったが実際に自分がそうなるとは…。
シャワーで息子を洗ったときに興奮のあまり漏らしてしまったのかもしれない。

勃たないことを彼女に伝えると、笑って許してくれた。
彼女に申し訳ないので、ずっとクンニし続けることにする。もしかしたら勃ってくるかもしれないとの一縷の望みもかけて。

2時間のあいだ、彼女のカラダを愛撫しつづけた。
最後に半勃ちの息子を彼女のアソコにこすりつけてイかせてもらった…。
完全なる敗退だ。

もう2度目はないだろうなと思っていたが、彼女の方はそんなぼくを気に入ってくれたらしい。
翌月も会うことになった。

一度カラダを重ね合わせた仲なので、2度目のホテルは確定だった。
今回もホテル前のランチをする。
食事をしながら、彼女の話しに相槌を打っていると突然彼女から、
「決めたわ。どんたくんとお付き合いする。」
僕の返事を聞くこともなく、突然彼氏にしてくれた。
話をちゃんと聞くことと、献身的な愛撫も気に入ってくれたのだそうだ。

2度目のホテルで僕たちはやっと繋がることができた。
彼女の中は想像していた通り狭かった。
バックで引き抜くときに内壁も一緒についてくるのがいやらしくて良い。

どう?気持ちいい?って聞いてくる。
うん、とっても気持ちいいよ
告げると満足そうに笑みを浮かべる。
前回は彼女の自尊心を傷つけてしまったのだなと思いいたる。

前回の不完全燃焼を取り戻すように、ぼくたちはお互いを貪り合った。
そして当然のように最後は中に出させてもらう。

よい人と知り合えたことに感謝。
これからお互いに楽しもうね。

そんな最高のマダムとの終わりは突然だった。
娘さんにスマホを見られて、バレちゃったとLINEへ連絡が入る。
ご家族に知られてしまっては、こちらにも影響が及ぶかもしれない。
心残りだったが、LINEをブロックして彼女との関係を終わらせたのだった。

おわり